ハイパーオートメーションで間接業務を全自動化——RPAとAIの融合が加速

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)にAI・機械学習を組み合わせた「ハイパーオートメーション」が、製造業の間接業務を飛躍的に効率化している。ガートナーはハイパーオートメーションを2022年の戦略的技術トレンドの筆頭に挙げた。

RPAだけでは限界——AIとの融合でさらなる自動化を

従来のRPAはルールベースの定型作業には強いが、例外処理や非構造化データ(手書き文書・メール)の処理が苦手だった。AIの自然言語処理(NLP)や画像認識を組み合わせることで、これらの課題を克服できる。製造業では受発注処理・請求書突合・品質記録入力・規制文書管理など、これまで人手に頼っていた膨大な事務作業を自動化できるようになっている。

製造業での導入事例——トヨタ系サプライヤーが受発注業務を90%削減

自動車部品メーカーではサプライヤーとの受発注業務の煩雑さが長年の課題だった。UiPath・Blue Prism・Automation Anywhereなどのハイパーオートメーションプラットフォームを活用し、発注書のデータ自動取得・ERP連携・納期回答メール送信までを全自動化した国内サプライヤーでは、担当者の工数を90%削減した事例が報告されている。

Harryの着眼点

製造業のDXというと生産現場が注目されがちですが、間接業務のムダは巨大です。見積・受発注・請求・品質記録など、いまだに人手とExcelに頼っている業務が大量に残っています。ハイパーオートメーションでここを変えることが、製造業の生産性向上に大きく貢献すると確信しています。技術は揃っているので、あとは経営者の判断次第です。

出典:Gartner「Top Strategic Technology Trends 2022」、UiPath株式会社製造業導入事例集2022年

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