スマートサプライチェーン最前線――ブロックチェーンでトレーサビリティを確保

食品偽装・医薬品偽造・不正部品問題が世界で頻発する中、ブロックチェーンを活用したサプライチェーンのトレーサビリティ確保が注目を集めている。IBMとMaerskの連合「TradeLens」が先行事例として話題だ。

ブロックチェーンがサプライチェーンに持ち込むもの

改ざんが困難な分散台帳に原材料の産地から最終製品まで全履歴を記録。食品の生産農場から店頭までの経路を秒単位で追跡できる「IBM Food Trust」はウォルマートが採用した。

日本での活用事例

大手商社の伊藤忠がマグロの漁獲から流通までのブロックチェーントレーサビリティの実証実験を実施。食品安全規制の強化に備えた先行投資として注目される。

Harryの着眼点

ブロックチェーンは「信頼の基盤」を共有コストで構築できる技術だ。ただし関係者全員が参加しないと効果が薄い。業界全体での標準化推進が成否を分ける。

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